EF5889の製作

このEF58は20数年前に大阪に転勤中に中古で購入した天賞堂製のEF58(上越タイプ)です。
購入以来数十年経ちやっと最近完成しましたので、この「EF5889」イメージからお話しします。

← 塗装剥離後、プラパーツの穴や剥離で判ったヘコミなどの修正ををハンダで埋め修正し、その後屋根部分は手すりや空気管などのパイピングなどを施し「それなり」に見栄えを良くします。

細かくて面倒ですが屋上機器に吊りかけ用のフックが多数ついており、上から見る際にはあると無いでは印象がかなり違います。0.4oの真鍮線で作ります。

撮影:2005年10月1日

撮影:2007年2月12日

SGダクト側です。パンタの引き込み管や避雷器へのパイピングを施します。 →

パイプ留金や避雷器はニワ製です。

撮影:2005年10月1日

since:2007/11/4






【改造の方針】

ご存じの様に20数年前の天賞堂製のEF58は塗装を剥がすと屋上機器や歩み板、サイドのモニター等でプラの多用があります。これらのプラパーツはすべて真鍮製に換えます。
金属への置き換えパーツは主にひかり模型製を使用しました。

その他若干のパイピングなどを行って見栄えを良くすることにします。

最終的には数年前のEF5889をイメージしています。

← 反対側です。同じようにパンタの引き込み管や避雷器へのパイピングを施します。

撮影:2005年10月1日

カプラー受けから先台車上部はプラ製ですが、ここはプラ製をそのままにして布巻き管や空気管をエポキシで接着します。
布巻き管の延長にホース(0.4o)ジャンパー栓をハンダ付けします。
ホースは先台車の先頭の左右の振れに当たらないよう気を付けます
つかみ棒も台座ごと新製しています。 →

撮影:2005年10月1日

← 床下部はエアタンクがプラであったのを真鍮製に置き換えパイピング、チリコシや締め切りコックを付け、4カ所のSGの水取り口を設置しています。動力はカンモーターに換装し、その後仮組みし試運転し様子を見ます。

撮影:2005年10月1日

この間ブランクがあり、塗装もせずそのままになっていましたが、他の車両を塗装するのに合わせて、一気に完成に向かいました。
EF5889号機をイメージしていましたので茶色塗装となりました。
電暖ランプの赤塗装、チリコシや締め切りコック、4カ所のSGの水取り口を白塗装、避雷器を少し強めのグレー塗装としました。
いずれもタミヤのエナメルカラーを使用しています。
動力系はギアのグリースを洗浄の上モリブデンを塗り直しました。モーターはキャノンモーターCN22です。 →
長年塗装は春から夏に行うものと思っていましたが、初めて冬に行いました。冬は乾燥しているのですが、乾かす温度が足りないため塗装をした後部屋で慌ただしくストーブの前で乾かすことを数回繰り返しました。