ED70の製作

  since:2020/10/2

・このカツミ製ED70も数十年前に入手したもので、友人の同じED70と比べると床下器具が友人のものが
 ダイカスト製になっていたことからそれより前の製品と思われます。

・入手後そのままでしたが、長期に仕舞ったままだったため錆びてしまいましたが、やはり前述の友人の
 完成からと、トミックスからスハネ30が発売されるということで急行時代の”つるぎ”を牽引させようと、
 重い腰を上げることができたのでした。
 
・作成にあたっては、特定機とせず、いつも通り製品のオリジナリティは残しつつ(=原型を変えるような
 大きな加工は行わず)、現時点でのレベルでディテールを備えることとします。

・そこで主に以下の点に留意しました。
 
 ・ 正面の足りない手すり類の追加
 ・ 乗務員ドア後ろの昇降ステップの追加
 ・ 電暖表示灯の設置
 ・ テールライトは作り直す
 ・ スカートは登場時のイメージでしたが、これも修正します(4か所の連結栓から2か所へ)
 ・ 手すりは0.3mmとする
 ・ 水切りの追加と、ランボードの作成
 ・ 屋上は車体上に機器類がそのまま乗っていますが、実物同様屋根板を作成し、この上に取り付けます
 ・ 屋上機器類の精密化、ただし取り付け軸と一体となっている碍子(4段)は碍子の刃の間隔が少し広く
   感じたものの、代替えの製品が市販されていないようでこのままとする

 ・ 床下器具や、台車付近のディテールアップ
 ・ 動力は、車輪をボックスに代えインサイド式13:1の2個缶モーターです
 ・ ”つるぎ”はオユやマニを入れ12輌となるので、これをけん引できるようウェイトを掛けます(結果635gと
   なりました)

 などです。

・作成開始は2019年11月で、完成は他の車輛の作成と同時進行のため長く2020年5月と、EF80とほぼ
 同じ頃でした。
 

・長期保存もあって、全体的に錆が出ていましたが、
 屋上機器やパンタ台、ランボード、両サイドのフィルター、
 両端の飾り帯などを取り外し、一旦酸洗いをかけきれいにします
 
・酸洗い後、まず屋上屋根板を4枚(@〜C)と、Aに乗せるDの計5枚作成し貼り付けます
・碍子などの屋上機器類の取り付け穴は裏側から開けなおします
・オリジナルの板型のパンタ台は、新たに個別のパンタ台にするため位置穴を開けます

 
・判り難いですが、左からパンタ台を取り付けたところ
 
・ランボードは長、中、短の3種が片側5毎、両側で計10枚あり4mm幅の板材と0.5mm幅の線材で作成します

 
・出来上がり、この後板幅に合わせて折り曲げ、屋根に開けた穴に差し込み半田で止めます
 
・一方、片側の車体正面はよく見るとズレて取り付けられていることがわかり、一旦分解して改めて付け直します、この際パーテーションの埋めも同時に行います
・画像は屋根部に半田が盛られ、飾り帯を貼りなおしているところで、テールライトの穴が飾り帯にかかり、後ほどテール穴を上に広げます
・スカートは4つあった穴を埋め、新たに2つの穴を開け直し、連結栓を取り付たところ
 
 
・元は板を貼ってあっただけのランボードは足も生え、その外側に水切りを貼ります
・パンタ台も段差があっていい感じに仕上がったと思います

・テールライトを貼り付けました
・新しいテールライトを取り付け、飾り帯周りをきれいにしたところ
・前面のドアはあえて塞がず、このままとします
・おでこは2回目の半田を盛って修正します
 
 
・ランボードなどを取り付けえた後、碍子などの機器類を取り付けます
・碍子の白色は最後に手塗りとなります
・画像中矢印の2つのパーツは、製品では物足りず手持ちの小さな碍子や線材などで自作しました
 
・台車には、両側にブレーキ引き棒が付いていますが、車体を取り付けると車体の裾に干渉するためボルスターにワッシャーを入れ改善しています
・砂マキ管も車輪やレールに当たらぬよう取り付けておきます
・台車にはバリがありますのでこの時点で削っておきます
 
 
・床下器具にはわかる範囲でのパイピングを施しました
 
・反対側
 
・塗装後の床下器具付近
 
 
・床下器具に合わせて車体から台車に至る配線をそれぞれ台車の両側に作成します
・横から見ると台車と車体の空間がいい感じで埋まります
 
 
・ウェイトの取り付けは、元々床板の上にコの字の板が貼ってありましたが、ウェイト増強のため作り直し、床下方向からのウェイト取り付け穴もあけ床板に浮かした状態で貼り付けます
 
 
・ウェイトは1つで大きなものが無かったので、2個を置くことにしました
・モーターは、秋葉原で購入したプラスとマイナスの端子が逆についただけのジャンク品ですが、力強く働きます
 
 
・両サイドのフィルターは、ウェイトを増強したため車体の補強を考慮して結局車体に貼り付けることにしました
・車体淵の銀色は車体の赤を吹いた後手塗することにしましたが、これは結構難儀でした
・画像は銀を吹いた後、フィルターをマスキングして赤の吹き付けを待つところ
  
 
・赤を吹いた後、赤をマスキングして屋根に艶消しの黒を吹きます
・画像はそのあと屋上に一体になった碍子のカバーだけ銀色を塗るため、その他をマスキングしているところ
 
 
・カバーを銀色を吹いた後、一通り吹き付けによる塗装が終って、吹き付けで黒くなったランボードの淵を車体色赤で手塗りします
 
 
・更に屋根類の碍子に白を、碍子の頭を艶消しの黒で手塗りします
 
 
・一通り塗装を終え導線を張る前の段階
 
 
・導線を貼った屋根中央付近
 
 
・ナンバーなどを貼り、最終的な出来上がり状態
※ヘッドライトにフードを取り付けてあります

・この後、2020年8月の運転会で10輌ほどの編成を楽々牽引することを確認し”つるぎ”の牽引にも問題ないのではと可能性を感じました 


 ●主な使用パーツ
パーツ名 メーカー名 用途など
0.3mm真鍮丸線 KSモデル 手すり、屋根上吊環
0.4mm真鍮丸線 KSモデル 屋上導線
0.5×0.4真鍮帯板 KSモデル 屋上水切り
パンタグラフ(PS−101) 天賞堂
0.3mm厚真鍮板 屋根板
パンタ台(低・高) 天賞堂
ドアハンドル エンドウ#2761
パンタ用6段碍子 IMON
電暖表示灯 ボナファイデ  
ナンバー・メーカー銘板 トミックス残パーツ  
テールライト エコーモデル#3610  
連結栓 ニワモデル
エアホース エコーモデル#3603
ボックス車輪 エンドウ  
     
 ●塗料
プライマー アサヒペン
車体赤 ジェイズ赤2号”20”
屋上、台車(共に艶消し黒) タミヤNATOブラック”TS−63”
碍子 タミヤ白”X−2”、フラットブラック”X−1”
スカート(灰色) ジェイズ”21”
窓周りHゴム タミヤライトグレイ”XF−66”
 
〇製作にあたっては、  TMS製作記事はじめネットの画像などを活用させていただきました。ここにお礼申し上げます。
 

 


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